2013/12/28

バードリサーチさんの調査研究支援プロジェクト

久しぶりの投稿です。

バードリサーチさんでは、鳥類調査の研究支援プロジェクトを行っています。

投票型の斬新な支援方法です。

僕も仲間と一緒に一本出させてもらっています!

応援したいプロジェクトがあれば、是非とも投票をお願いいたします。

ちなみに、一票3,000円です。

【バードリサーチ 調査研究支援プロジェクト 2013】
http://www.bird-research.jp/1_event/aid/kifu.html

2013/09/18

ノビタキ掛かる

水田の畦を歩いていると何か黒い網状の筒が立っている
よく見ると何かへばり付いている???
回りこむと
ノビタキだ!
筒には他には小さな虫がベッタリ
虫取りなのでしょうか?
それにしてもこれでは何でもくっついてしますよ
左の初列と尾羽が殆ど無い
暴れるのを押さえて取ってあげましたが
飛べるようになるか?

斉藤久



2013/08/20

図書紹介 「北海道 水辺の生き物の不思議」

本の紹介です

川井唯史・中村太士 『北海道 水辺の生き物の不思議』 北海道新聞社
1,400円
執筆者には仕事やプライベートでお世話になっている方が多数

まだまだ残暑が続く今夏
この本を読んでから水辺へ出かけてみませんか!

私が特に惹き付けられたのは
@ニホンザリガニ
・基礎生態もまだまだ知らないことばかり
・ザリガニはアジアから広がった!?

@エゾサンショウウオ
・両生類の変身能力

@ヒブナ
・ヒブナ論争

気になった事は
・河川は線で維持された生態系なので分断される事による影響の大きさ
・水中で起こっている問題は、市民の目に触れないうちに進行している
・外来種問題
 アライグマやウチダザリガニの外来種問題は深刻だが市民が知らないことが多い

そんな問題はさて置き
水の中を覗きたくなる一冊です!!!

斉藤久

コウモリのロードキル

超音波を出して周囲を見ているコウモリですが
やはりスピードが上がると避けきれず
偶然が必然になってしまうのですね
(コウモリは超音波出して飛ぶから車には牽かれない、と断言していた識者がいるが・・・)
これは希少種の様な気がするが回収前に落ちてしまったそうです
残念(>_<)

コウモリと自動車、鉄道との衝突事故は
実はかなりの数発生いるのかもしれません

・塒から頻繁に通う採餌場までは記憶に頼り超音波を出さない時もある
・路上で低空で採餌する種が多い
・街灯周りで採餌する種がいる
等々

私の情報は
自分でテングコウモリを当てた(道東)
路上で拾ったチチブコウモリの死体を貰った(道東)
路上でキクガシラコウモリの死体回収(四国)
車の3m前に舞い降りたコテングコウモリ(道東)

何か良い調査方法ないかあ

斉藤久

2013/05/20

昼にもコウモリが・・・

この間、道東でササの中からコウモリがひらひらと飛んできました。
双眼鏡で見たところ、おそらくコテングコウモリと思われました。
冬眠明けなのでしょうか。昼から飛んでいました。
10分くらい針葉樹林の中を飛んだり、木にとまったりしていなくなりました。

写真の右端(中段くらい)にうっすらコウモリらしきものが・・・・。

2013/04/22

オオタカの餌運び

オオタカの雄は求愛造巣期でも餌を運びます。

運んだ先には雌がいます。

雌は産卵が近づくに連れて雄が持ってきてくれる餌に依存します。


僕が見ているペアは、いまのところ順調です。
早朝もよく鳴き、よく交尾をしています。

産卵は4月下旬~5月上旬頃。
そう、もうじきです。

今年も無事に卵を産みますように!!!

2013/04/12

春の気配 その3

寒気が戻ってきていますが
久しぶりの晴れ間に待ってましたとばかりに
エゾアカガエルが一斉に産卵

今週初めは一個も無かった水場にこんなに


エゾサンショウウオも解けたばかりの水場に何処からともなく集まり
組んずほぐれずしていました
Saito

2013/04/08

春の気配 その2

爆弾低気圧が通過しておりますが
気温も上昇
豪雨に見舞われる地域もあり
雪解けが一気に進んでおります。

そんな森を歩いていたら
プンプンと感じる湧水地を発見
ちょいと枯葉をどかすと
直ぐに現れました!
今年の初ニホンザリガニ

この沢かなりのポテンシャルを感じます
春ですよ!

Saito Hisashi

2013/04/07

北海道のオオタカにも春が来ました!!

楽しい季節がやってきました!!

3月中旬頃から続々とオオタカの求愛の知らせが届いております!!
早朝は盛んに交尾したり、鳴いたりしていますよ~!

今年は、自動録音機やセンサーカメラを使っていろいろと調べ中です!!

 

春の気配

2013.4.6積丹岳へ行ってみました。
まだまだ麓まで雪はタップリありますが
小鳥の囀りは多く
フキノトウ、エゾノリュウカンカも顔を出していました。

山から降りてくると
ヒグマが走って逃げたような足跡
雪の状況から見て我々の気配に気づいて逃げたばかり?

更に進むと
登る時にはなかったのんびり歩く足跡
まだ
雪は1m以上ありますが
最近の気温上昇で動き出したようです。
春ですね

Saito Hisashi

2013/04/06

続いて野幌情報

巣箱の利用状況チェックに行ってきました。
まだなんとか雪が残っていました。

巣箱の中はと言うと・・・ほとんどが鳥の巣材(コケ)でした。
モモンガは本当にいるのでしょうか??
まだまだこれからも探していきます。

2013/03/25

野幌踏査 '13.3.25

久しぶりに野幌へ
今年は林内もたっぷり雪が残っております

カラ類も囀り始めて春の気配

お目当てのモモンガは見つかりませんでした


Saito

2013/02/14

雪上の痕跡

北海道では色んな雪が降ります
極寒の時にはサラサラパウダー
上空の天候が荒れると大きなアラレ
春が近づくと本州のような湿った雪
雪が降らなくても極低温、微風の時は積雪表面に表面霜が発達

表面霜

2013/02/08

今年も発表します

「野生生物と交通」研究発表会が2月22日に開催されます。
私は午後の発表になりました。
http://www.wildlife-traffic.jp/symposium/program/

興味のある方は聴きにきてください。聴講無料です。

新たな試み

モモンガの生息調査として、去年の冬~春に巣箱を設置したのですが、今年はさらに巣箱を追加中です。
おそらくこんなに高いところにはだれもやっていないと思うのですが、
ぶり研 にお願いして高さ10m~に巣箱をとりつけてもらいました。
初めて見ましたが、「おぉ~」って感じでした。来年以降の結果がとても楽しみです。
写真では分かりにくいと思いますが、ずーっと上に巣箱があります。


2013/01/15

リングをつけた鳥類

久しぶりの投稿です。

だいぶ前に撮影したブレブレの失敗写真。

よーーく見ると、足にリングが!!!
こんなリング個体、たまーに出くわします。
(残念ながら番号は読み取れず・・・)

リングを付けた個体は、渡りルートの解明以外にも、野生化での長生き記録等々の把握にも役立っているようです(下記参照)。
http://www.biodic.go.jp/banding/report.html