2013/08/20

図書紹介 「北海道 水辺の生き物の不思議」

本の紹介です

川井唯史・中村太士 『北海道 水辺の生き物の不思議』 北海道新聞社
1,400円
執筆者には仕事やプライベートでお世話になっている方が多数

まだまだ残暑が続く今夏
この本を読んでから水辺へ出かけてみませんか!

私が特に惹き付けられたのは
@ニホンザリガニ
・基礎生態もまだまだ知らないことばかり
・ザリガニはアジアから広がった!?

@エゾサンショウウオ
・両生類の変身能力

@ヒブナ
・ヒブナ論争

気になった事は
・河川は線で維持された生態系なので分断される事による影響の大きさ
・水中で起こっている問題は、市民の目に触れないうちに進行している
・外来種問題
 アライグマやウチダザリガニの外来種問題は深刻だが市民が知らないことが多い

そんな問題はさて置き
水の中を覗きたくなる一冊です!!!

斉藤久

コウモリのロードキル

超音波を出して周囲を見ているコウモリですが
やはりスピードが上がると避けきれず
偶然が必然になってしまうのですね
(コウモリは超音波出して飛ぶから車には牽かれない、と断言していた識者がいるが・・・)
これは希少種の様な気がするが回収前に落ちてしまったそうです
残念(>_<)

コウモリと自動車、鉄道との衝突事故は
実はかなりの数発生いるのかもしれません

・塒から頻繁に通う採餌場までは記憶に頼り超音波を出さない時もある
・路上で低空で採餌する種が多い
・街灯周りで採餌する種がいる
等々

私の情報は
自分でテングコウモリを当てた(道東)
路上で拾ったチチブコウモリの死体を貰った(道東)
路上でキクガシラコウモリの死体回収(四国)
車の3m前に舞い降りたコテングコウモリ(道東)

何か良い調査方法ないかあ

斉藤久