2011/06/29

テント探し

イタドリのテントを覗いてみた。
6/16と同じ地域ですが
違う種類の幼虫が2種類いました。

幼虫がいた葉            25
幼虫の糸のみ            16
幼虫のものと思われる食痕のみ  7
幼虫も痕跡もなし           1

6/16に採集した幼虫は我が家で蛹になっているが
外では蛹が一つも見つからない
蛹は地上に落ちているのか?











斉藤久

2011/06/28

イタドリと昆虫とコテングコウモリ その3

飼育中の蛾が蛹になりました。
意外と小さな蛹です。
確認したのは1個体
あとはイタドリの葉を壊してしまいそうなので
そっとしてあります。

蛾のテントですが
釧路で仕事していたら
オニシモツケ、ヨブスマソウ、ウラジロタデ等でも見られました。
コテングが入っている葉は見つからなかったけど
どれも良い形でした。

※求む
蛾のテントに休むコテングコウモリ情報
(でも、もう枯れ葉が出てきてしまいましたね)

斉藤久

2011/06/19

「クリッピング」やめて『テント』

蛾屋の原さんから名称の修正

蛾の「クリッピング」の出処が見つからないので
蛾の幼虫の『テント』と言うことにしておきましょう
コテングにとっても一宿一飯の塒でしょうし


原さんより
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Catterpillars Ecological and Evolutionary Constraints on FOraging
Edited by N.E. Stamp and T. M. Casey1993
の、
Foraging with fitnesse: Caterpillar Adaptations for Circumventing Plant Defenses
David E. Dussourd
という章に、
Droop Leaves by cutting veins
脈を切って葉を垂れ下がらせる、
Droop leaves into tent by cutting vein 
脈を切ることによって葉を垂れ下がらせてテントにする
という表現がありましたので、
クリッピングやめて、こっちで。
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斉藤久

雑なコテングトラップ 失敗例

先日、虫に負けじとオオイタドリの中にこんなものを仕掛けてきました。




オオイタドリの葉をくるんでガムテープで固定し、ぶらさげておく。
5個設置!!

一晩設置した結果は、なんとボーズ(当たり前か)!!

うまく巻かないと、しおれた時に理想的な膨らみをキープすることが
できないようです。

次は軍手でやってみます。

松岡

2011/06/17

イタドリと昆虫とコテングコウモリ その2

まだ枯れないこの時期の絶妙な葉
蛾の幼虫の「クリッピング」と言うらしい

原さんに色々聞いたが
ハマキガ科orメイガ科のいずれかだろうがよく分からないとのこと










蛾の正体をはっきりさせるために
クリッピングをたくさん取ってきて育ててみることにしました。
この蛾のクリッピングは林内よりも
開けた環境のイタドリ群落の方が密度が高いようです。
一種なのか?多種なのか?

上手く育つか乞うご期待

斉藤久

2011/06/16

イタドリと昆虫とコテングコウモリ

イタドリと昆虫とコテングコウモリがどう繋がるか?

この微妙な垂れ具合のイタドリの葉を作ったのは











蛾の幼虫のようです。
おそらくハマキガorメイガ


そしてそこに間借りして寝ていたのがコテングコウモリ!!











蛾の幼虫は糞だけ残していなくなっていた
コテングコウモリに食べられたのか?逃げ出したか?


他の葉をいくつか探って確認すると蛾の幼虫が1枚に1匹


山口さんが見つけたコテングもおそらくこのタイプの葉ですね

(昆虫指導:中川町の原さん、ありがとう)

斉藤久

2011/06/15

レウコクロリディウム

本日、レウコクロリディウムが寄生しているオカモノアラガイを発見!

発見するのは2回目。


やはり、ちょっとグロテスク!

でも、この寄生虫の戦略には、脱帽です。

山口

2011/06/14

今シーズン 初認

本日6月14日、士別にて、今シーズン初めて、オオイタドリの枯葉?内でコテングコウモリを確認しました。

ついに、枯葉内コウモリ探しのシーズン突入です!

今年こそはテングさんに会いたいものです。

山口